葬儀や法要の際の菓子の用途 2
通夜での菓子の用途
地域によっては通夜の時に、故人と親しい人が菓子などを持っていく習慣があります。
これを通夜見舞いといいます。
通夜見舞いは地域によって、お淋し見舞いや夜伽見舞いなどとも呼ばれていますが、これは、故人に対して持参するお供えとは違い、参列者が通夜で長い夜を過ごす遺族のために用意するもののことです。
「葬儀の準備の疲れを癒して、皆さんで食べてください」「淋しい思いをしないようにお菓子をつまんで語りましょう」という意味あいが込められたものです。
遺族側からは、通夜振る舞いの一つとして饅頭を配る場合もあります。