灯籠流し (精霊流し)
京都の五山送り火は有名ですが、灯籠流しとは、火をともした灯籠にお盆のお供え物などと一緒に、海や川に流すお盆の送り火の一環の行事です。
全ての地域が水のそばに位置しているわけではないので、全国行事ではありませんが、長崎県の精霊流しは有名です。
精霊は、灯籠に乗って川を下り、海の向こうにあるあの世へ帰っていくといわれています。
送り火は、ご先祖様がこの世からあの世へ迷わずに帰ることを願い、焚く火のことです。
ご先祖様の霊は16日の午前中までは家に滞在するとされるため、送り火の日にちは16日の午後、多くは夕方に行われます。
送り火を町ぐるみで行うことも多く、その代表的なものとして京都の五山の送り火があります。
昨日もお知らせしましたが、今年は縮小という形ではありますが五山それぞれ数箇所に、送り火が焚かれます。
テレビでも放映されるとのことなので、ご先祖さまが迷わずに帰られることを願い、是非お手合せされてみてはいかがでしょうか。