葬儀に関する専門用語 55
臨終(りんじゅう)
人が息を引き取ろうとするとき、又は息を引き取った直後のことをいいます。
仏式では末期の水を取り、表の戸口には忌中札が張られます。
神道では、臨終とともに、神棚に向かい祖霊に対し、死を報告し、扉を閉ざして半紙などの白い紙を貼って、封をします。
キリスト教では、カトリックの場合、枕元に神父を招き、告解と塗油の秘跡を行います。
プロテスタントでは、牧師を呼び、納棺式を行います。
なお現在はほとんどの場合が病院で息を引き取るため、臨終は、医師の立会いのもとで行われます。