危篤・臨終から通夜の際の心得 7
臨終の祭壇「枕飾り」
遺体のそばに設ける臨終の祭壇が「枕飾り」です。
仏式では、白木の小机や白い布で覆った台の上に、線香と線香立て、ろうそくと燭台、鈴、茶碗にご飯を盛り箸を突き立てた一膳飯、一輪挿し、枕団子などを置きます。
神式では、八足の白木の台に水、洗い米、塩、御神酒、供物、榊、灯明が飾られます。
キリスト教式では、特に決まった形はないのですが、小机を白か黒の布で覆い、その上に白い花、十字架、聖書、ろうそくなどを置いて枕飾りとするケースが見られます。