相続税 ~相続税の基礎控除 ①~
ご家族が亡くなると、ご遺族は相続手続きを行いますが、相続する遺産の総額によっては相続税申告を行う必要があります。
「相続税」とは、故人の遺産を相続や遺贈等によって取得した人に課せられる税金です。
相続税は、必ずしも財産を相続した人全員に課せられるのではなく、財産価額の合計より債務等を差し引いた金額の合計額 プラスの財産-マイナスの財産=遺産総額 が基礎控除額を下回れば、相続税の申告納税は不要です。
「控除」とは、ある金額から一定の金額を差し引くことをいいます。
つまり控除を利用することで控除を行わなかった場合よりも相続税額を低く抑えられることができます。
相続税にはさまざまな控除があり、それぞれに設けられた要件を満たせば適用することができます。