相続税 ~相続税の基礎控除 ②~
相続税の基礎控除とは、「亡くなった人が遺した財産のうち、一定の金額までは相続税がかからない=控除される」という無条件で適用できる控除です。
遺産の総額のうち、「一定の金額」つまり、基礎控除額を超えた財産にのみ相続税が課税されます。
基礎控除額には計算式があり、算出した結果、遺産総額が基礎控除額以下となった場合は、相続税の申告納税義務はありません。
「相続税の基礎控除」は相続人にとっては非常に重要なものですので、基礎控除の計算式についてはきちんと把握しておきましょう。
相続が発生したら最初に法定相続人の人数を確定し、基礎控除額の計算式に当てはめて計算します。
計算自体は難しくはありませんが、計算式にある「法定相続人の人数」は注意が必要です。
数え方を間違えると正しい基礎控除額が算定できません。