内臓脂肪をためない食生活 5
背の青い魚を食べる
サンマやサバなど背の青い魚には、血液を健康な状態にするEPAが豊富に含まれており、中性脂肪を減らしてくれます。
内臓脂肪をためない食生活 4
食べる順番を考慮する
食事の最初に、野菜を食べ、ごはんをあとから食べるようにすると、糖質の腸での吸収が緩やかになるほか、よく噛んで食べるので、満腹感が伝わり、食べ過ぎを防ぐ効果があります。
内臓脂肪をためない食生活 3
ゆっくりとよく噛む
満腹感を感じるまでに、食べ過ぎてしまうので、早食いは禁物です。
ゆっくりとよく噛んで、腹八分目を心がけましょう。
内臓脂肪をためない食生活 2
野菜をたっぷり取る
野菜と果物を毎日食べ、ビタミン・ミネラル・食物繊維をとりましょう。
特にキノコや海藻、葉物の野菜はカロリーも低く、ビタミンやミネラルも豊富です。
内臓脂肪をためない食生活 1
1日3食、規則正しく食べる
夜食や間食は、内臓脂肪を増加させる原因になります。
1日3食、規則正しい食生活を心がけましょう。
朝食は、1日の活動の元になるエネルギー源(ブドウ糖)を脳に送り、集中力をアップさせるなど「やる気」の源になります。
必ずとるように心がけましょう。
有酸素性運動で内臓脂肪を解消しましょう
ウォーキングなどの有酸素性運動は、脂肪や糖質を、酸素の力によってエネルギーに変える運動です。
運動の強度は高くなくても、ある程度の時間行うことができ、毎日の生活の中に有酸素性運動を取り入れることで、内臓脂肪を減らすことができます。
有酸素性運動は、「歩く」こと「走る」ことが基本ですが、なかでもウォーキングはもっとも手軽に行うことができる運動です。
1日やく8000歩を目安に生活しましょう。
初めは毎日+1000歩多く歩くことを目標にして、徐々に歩数を増やして行きましょう。
また筋力トレーニングと組み合わせて行うと、効果が一層あがります。
活発な身体活動
身体活動(生活活動+運動)を増やしましょう
日常の生活の中で行う身体活動を増やしましょう。
1日合計60分以上からだを動かすことで生活習慣病のリスクを一層減らすことができます。
運動習慣を持ちましょう
30分以上の運動を週2回以上行うようにしましょう。
運動習慣をもつことで生活習慣病のリスクを下げる効果が高まります。
身体活動を増やし運動習慣を確立して、アクティブな毎日を送りましょう。
生活習慣の見直しと改善
ほとんどの生活習慣病は症状のないままに進行するため、症状を自覚する頃にはかなり進行していることが多くなっています。
高血圧症・脂質異常症・糖尿病などは、自覚症状がほとんどないまま、体の中で動脈硬化が静かに進行します。
そのまま放っておくと、ある日突然、心筋梗塞や脳梗塞などが起こり、取り返しのつかないことにもなりかねません。
若いうちから生活習慣を見直し、改善することが、非常に重要です。
この病気は、日常生活の中での適度な身体活動の実施や運動習慣の確立、バランスのとれた食生活、禁煙など適切な生活習慣を実践することによって予防することができます。
メタボリックシンドロームの判定基準
日本では、腹囲(おへその高さ)が男性85cm 女性90cmを超え、高血圧・高血糖・脂質代謝異常の3つのうち2つ以上当てはまるとメタボリックシンドロームと判定されます。
メタボリックシンドローム(内蔵脂肪症候群)とは
内臓脂肪型肥満に高血圧・高血糖・脂質代謝異常が組み合わさり、心臓病や脳卒中などの動脈硬化性疾患をまねきやすい病態のことをメタボリックシンドロームといいます。