葬儀に関する専門用語 73
成仏(じょうぶつ)
死んで仏になること。
煩悩(ぼんのう)を脱して悟りを開くこと。
葬儀に関する専門用語 72
数珠(じゅず)
別名、誦数(ずず)、念珠。仏前で礼拝するとき、手に掛けて用いる。念誦のときに珠を手操り、記数の役をはたす。
古来、チベット、中国、モンゴル、日本などで、数珠は重要な法具として使われてきている。
またご遺族自ら釘を打つことで故人の蘇生を断念するといった意味もある。
各宗派によってそれぞれ形がちがう。
葬儀に関する専門用語 71
社葬(しゃそう)
企業等法人が主催して実施する葬儀。
規模に関わらず、企業が葬儀費用を負担して行なう葬儀を社葬と呼ぶ。
葬儀に関する専門用語 70
死亡診断書(しぼうしんだんしょ)
通常の病死あるいは老衰死など自然死であることが明らかな場合には、診察・治療にあたっていた医師が発行します。
突然死の場合や長く医者にかかっていないで死亡した場合には、病死あるいは自然死であっても医師は死亡診断書を発行できません。
その場合は警察の検視を経て、監察医または警察の嘱託医が検案し、この場合は死体検案書となります。
葬儀に関する専門用語 69
死装束(しにしょうぞく)
宗派によって違うが、遺骸が冥途へ旅すると考える宗派では旅装束にする。浄土真宗、日蓮宗などは、これにこだわらない。死装束は、経かたびらを着せ、頭布(三角巾)をひたいにあて、六文銭(俗にいう三途の川の渡し賃)の入った、頭陀袋(ずだぶくろ)を首に掛け、脚絆(きゃはん)、足袋、草鞋、杖などのいでたちにする。
葬儀に関する専門用語 68
死化粧(しにげしょう)
男性の場合はひげをそり、女性の場合は髪をとかして薄化粧をほどこします。
故人への心ずくしであり、宗派を問いません。
葬儀に関する専門用語 67
四十九日(しじゅうくにち)
人の死んでから七七(しちしち)日、すなわち四十九日の間のこと。
中有とか中陰といい現世の死と未来生との中間であるとされています。
葬儀に関する専門用語 66
散骨(さんこつ)
遺骨を墓地または納骨堂に納めるのではなく、遺骨を粉末状にして、これを海や山などに撒く方式。
葬送を目的とし、節度をもって行われるのであれば違法ではないという公式見解が出ているが、人々が嫌がる場所に撒かない、粉末状にして撒くなどの配慮が必要となる。
葬儀に関する専門用語 65
忌中(きちゅう)
49日間は死の穢れが強い時期ということで、ご遺族は祭りなどへの参加を控え、家にこもることをさします。
四十九日が過ぎると「忌明」となり日常生活に復帰します。
葬儀に関する専門用語 64
忌明け(きあけ)
逝去の日から四十九日目を満中陰とし、忌明けになる。
最近では、忌明けが短縮される傾向が目立ち三十五目に忌服を終えることもある。









