お盆っていつからいつまで?
お盆の期間は、一般的には8月13日~16日の4日間とされています。2021年は、8月13日(金)~16日(月)です。
かつては、旧暦の7月13~16日がお盆でした。新暦でいうと、8月中旬~9月初旬ごろです。
お盆の起源はよく分かっていませんが、日本では古くから真夏にご先祖様を供養する風習があったようです。
そこに、仏教の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」という、旧暦7月13~16日に行われる行事が伝わり、だんだんと一つの行事になっていったと考えられています。
明治6(1873)年に日本は新暦になり、多くの地域では、分かりやすくちょうど1カ月ずらして(月遅れにして)、8月15日前後に行うようになりました。
このお盆は、かつての旧暦のままに近いので「旧盆」「旧のお盆」と呼ばれることもあります。
八正道 8
正定
正しく精神を統一するということ。
「正念」から、さらに進んで、心を一点に集中して、徐々に瞑想を深めて行き、ついには悟りの境地に到達すること。
八正道 7
正念
正しく意識を集中するということ。
自分自身の心やからだ、身のまわりのすべてのものに対して注意を向け、気を抜かないこと。
八正道 6
正精進
正しい努力をするということ。
悪い行いを止め、善い行いをするよう一生懸命努力する。
八正道 5
正命
正しい生活をするということ。
殺生や盗みなどによって生計を立てず、正しく生きていく。
八正道 4
正業
正しい行為をするということ。
正思惟にもとづき、常に正しいことを行い、殺生、盗み、不倫など、よこしまなことは決して行わない。
八正道 3
正語
正しい言葉を使うということ・
正思惟にもとづき、正しく美しい言葉を使う。
嘘、悪口、飾った言葉、人を仲違いさせることなどは口にしない。
八正道 2
正思惟
正しい考え方を持つということ。
欲望を離れ、怒りを無くし、何ものも傷つけない心を持たねばならないと考えて、正しく判断する。
八正道 1
正見
正しい見解を持つということ。
お釈迦様の説いた縁起や四諦の教えに基づいて、自分自身や世間について正しい見解を持つ。
八正道とは
「四諦」の「道諦」では、「苦を滅する道すじがある」と説いています。
その方法を具体的に語るのが、この「八正道」です。
修行者が解脱すための、基本的な理念が示されています。