葬儀後の役割と法事の知識 32
神棚のお供えの水、米、塩は毎朝取り替えます。
お祭りの日などは魚介や野菜など海の幸、山の幸を供えることも忘れずにしたいものです。
葬儀後の役割と法事の知識 31
神棚を置くのは、真ん中に宮形、その左右に榊立てと灯明立て、宮形の中央に神鏡をまつります。
そして、宮形の前に御神酒どっくりと皿を対になるように置き、洗い米、塩を盛り、中央に水器を置きます。
葬儀後の役割と法事の知識 30
神棚をしつらえる場所は、南向きか東向きの高い位置がいいといわれます。
マンションなどの場合は、神棚に「雲」と書いた紙を貼ります。
これは、「雲」で天上を示し、神棚を下にしないためです。
鴨居がなくて棚がつけられない場合には、サイドボードやタンスの上に、神棚を作るといいでしょう。
葬儀後の役割と法事の知識 29
湿気を嫌う仏壇のお手入れは、ほこりをぬぐうために乾拭きをします。
奥のものもときどきは取り出して、拭き掃除をするようにしましょう。
葬儀後の役割と法事の知識 28
忙しい毎日を送っていると、つい仏壇の前で手を合わせることもなくなってしまいます。
しかし、気持ちを鎮めるにはいい機会です。
できれば1日2回、それが無理でも1回は、仏壇の前で正座して合掌し、礼拝する習慣を。
葬儀後の役割と法事の知識 27
仏壇には、朝の食事を用意したら、家族が食べる前にご飯と湯茶を供え、手を合わせて拝みます。
仏壇に供えたごはんは夜、家族が食事が終わったら、片づけること。
夕方や寝る前にはもう一度拝み、扉を閉じておきます。
葬儀後の役割と法事の知識 26
お墓参りの際、墓周辺の雑草やゴミなどもきれいに片づけてから、花と供物を置き、線香を立てて、縁の深い順から新しい水をかけ、静かに拝みます。
生ものをお供えした場合は、お参りが終わったら必ず持ち帰りましょう。
葬儀後の役割と法事の知識 26
故人の命日やお盆、春秋の彼岸にはお墓参りにぜひ出かけたいものです。
行くときには、花や故人が好きだったもの、たわし、雑巾などを持参し、手桶に水を汲んで墓にたっぷり水をかけます。
墓石が汚れていたり、苔むしていれば、磨いてあげましょう。
葬儀後の役割と法事の知識 25
地方や宗派によって新盆の迎え方はさまざまですが僧侶にお経をあげてもらうことも多いようです。
なお、忌明けの前にお盆が来るときは、翌年が初盆になります。
葬儀後の役割と法事の知識 24
故人が旅立ってから初めて迎えるお盆を「新盆」や「初盆」といい、いつものお盆よりも丁寧に供養すること。
新盆のときは通常より早めに盆棚を設け、霊が帰ってくるのを待ちます。