葬儀後の役割と法事の知識 23
法要に出席するときには供物料を持参するのが一般的ですが、不祝儀袋の表書きは「御仏前」や「御供物料」に。
これとは別に果物や菓子折、花などを持っていくときは、招待客同士で相談して合わせるといいでしょう。
葬儀後の役割と法事の知識 22
法要の案内状が送られてきた人はできるだけ参列したいもの。
返信用のハガキも早く出すことが礼儀です。
当日は遺族に挨拶をしますが、その際「お招きありがとうございます」ではなく「お招き、恐れ入ります」という表現をしましょう。
葬儀後の役割と法事の知識 21
たとえば、祖父の十三回忌と祖母の七回忌がちょうど重なっているなど、一族の中で同い年に複数の故人の年忌が重なる場合は、まとめて法要を営んでいいことになっています。
ただし、このようなケースでは、忌日の早いほうに日程を合わせて行うことが大事です。
なお七回忌は6年目など、その後の年忌法要は死去した年も数えて計算するので、数え間違いのないようにしましょう。
葬儀後の役割と法事の知識 20
施主側は親族と相談しながら、1~2カ月前には日時を決めて準備を始め、招待客に案内状を送ります。
2週間くらいには出欠の返事をもらい、料理などの用意をします。
招待するのは親族が中心ですが、一周忌までは友人や知人なども招くことも多いようです。
葬儀後の役割と法事の知識 19
法要は、命日に営むのが一番いいのですが、現実には平日に行うことは難しいでしょう。
そこで日程を考えなければいけませんが、弔事は必ず繰り上げて行うのがしきたりです。
葬儀後の役割と法事の知識 18
法要は、命日に営むのが一番いいのですが、現実には平日に行うことは難しいでしょう。
そこで、日程を考えなければいけませんが、弔辞は必ず繰り上げて行うのがしきたりです。
葬儀後の役割と法事の知識 17
葬儀に喪主がいるように、法事には施主が必要です。
一般的には、その故人の葬儀で喪主を務めた人がそのまま施主になることが多いようです。
ただし、喪主を務めた人が亡くなったり、高齢になった場合には、息子が引き継いでもいいですし、形式だけの施主にしてもかまいません。
葬儀後の役割と法事の知識 16
神式では「霊祭」が行われます。
亡くなった日から50日までの10日ごとに、十日祭、二十日祭・・・・五十日祭を行い、その後は百日祭、一年祭、二年祭、三年祭、五年祭、十年祭などとなります。
葬儀後の役割と法事の知識 15
キリスト教の法要は、プロテスタントの場合、1ヶ月目の昇天記念日に教会か自宅で、牧師や参列者とともに祈りを捧げる記念祭が行われます。
カトリックの場合は3日目、7日目、30日目、1年目などに教会で神父、遺族、親戚、友人などによって追悼ミサを行います。
葬儀後の役割と法事の知識 14
法事をどのような規模で行うかによっても異なりますが、身内の人間は三回忌まで、そのほかの参列者は一周忌まで、喪服を着用するのが無難です。
それ以降は地味なスーツやワンピースなどでかまいませんが、服装については、施主が参列してもらう人に事前に連絡を入れてあげるように。
なお、施主側が参列者よりもラフな格好なのは失礼にあたるので、十分に注意をしましょう。