お寺と神社の違い
「何を拝むか」が大きな違いです。
古代の日本人は森羅万象に魂が宿ると考え、山や森、岩や樹木などを御神体として拝んできました。
その場所に祭壇や小屋が設けられ、鏡や玉、剣などを納める本殿や拝殿へと発展したのが神社です。
一方、寺院はインド・中国から伝わった仏教の宗教施設。
僧侶が住み、仏様を祀っているのがお寺です。
寺院には御本尊として仏像が安置されており、仏像を拝み、手を合わせてお参りすることができるのが特徴です。
仏教とは
今からおよそ2500年前、お釈迦様はこの現実の世界を「苦」であるとみきわめ、それを乗り越える道を示しました。
日常生活に存在する迷いや苦しみから目をそらすのではなく、それらを正しくみつめ「今を生き抜く」ための智慧へと転じ「さとり」をひらくことがお釈迦様の説いた教え、仏教なのです。
挨拶の基本 ⑩
自分らしい話をする
他人の弔辞の固有名詞だけを替えて話をしてみたところで、形は立派でも心がこもらないために、相手に想いが伝わりません。
故人と出会って、自分が最も印象深かったことを、下手でもいいから自分の言葉で語るときに想いが伝わるのです。
挨拶の基本 ⑨
ゆっくりと話しかけるように
あわてないで、ゆっくりと話しかけるように区切って話すことです。
聞いている人に対し、文章を読んでいる感じではなく、目を見て、語りかける感じで話すとよいでしょう。
挨拶の基本 ⑧
上手に話そうと思わない
話すプロではないのですから、上手に、立派にということを意識しすぎないようにしましょう。
上手にと考えると、言葉を必要以上に飾ってしまいます。
自分らしく率直に話すことを心がけるほうがよいのです。
挨拶の基本 ⑦
聞いてわかる言葉で話す
葬儀というとむずかしい言葉のオンパレードになりがちです。
やさしい、聞いてもわかりやすい表現を使いたいものです。
原稿を作っても、話すのですから、自然な言葉遣いで、聞いてる人にわかるように、ということが基本です。
挨拶の基本 ⑥
美辞麗句は心に残らない
挨拶というと美辞麗句のオンパレードということが少なくありません。
だが、聞く立場になって考えればわかるのですが、心に残りません。
同様に、決まり文句を多用しないことです。
本当に伝えたいことを心を込めて話すほうが相手に想いが通じるものです。
できるだけ自分の気持ちに正直に、自分の言葉で話したほうが想いが伝わります。
挨拶の基本 ⑤
話の中心は一つに絞る
だらだらといろいろなことを話しても、聞いている人に想いが伝わりません。
最も言いたいことを一つに絞って、それを中心に構成します。
挨拶の基本 ④
前置きはなくてよい
緊張するばかりに、丁寧な前置きを長々と述べてしまう人がいます。
かえって逆効果です。
短い時間ですから、中心内容に時間を使うのがよいです。
挨拶の基本 ③
原稿用紙に書いてみる
整理したメモをもとにして原稿用紙に書いてみます。
早く話して400字詰原稿用紙1枚が1分です。
ゆっくり話すとして3分なら原稿用紙2枚です。
書き上げたら、1回声に出して読んでみて、時間を測ってみるとよいでしょう。
文章を目で読むスピードと声に出して話すスピードでは大きな差があります。