葬儀に関する専門用語 31
四華花(しかばな)
葬具の一つ。
白紙を竹串に巻きつけ、横に細かくハサミを入れたもの。
かつてはこれを四本、木の台や大根の輸切りに突き立て近親者が持って葬列に加わった。
四華の由来は、釈尊が、涅槃に入られるとき、死を痛み悲しんで四本の沙羅双樹(さらそうじゅ)の花が白く変化したことから、それになぞらえ、死者が涅槃に入ったことを象徴している。
葬儀に関する専門用語 30
三途の川(さんずのかわ)
人が死んであの世に行く途中、初七日に渡るという川。
葬頭河(しょうずか)とも三つ瀬河ともいう。人が死ねばこの河を越さなければならないが、河の瀬に緩急の異なる三途があって、生前の罪の軽重によって、この三途のうちの一つを渡るという。
葬儀に関する専門用語 29
逆さごと(さかさごと)
葬儀は非日常時に営まれる行事なので、普段とは前後、天地など逆なことを行い、日常と区別するもの。
逆さまにする風習は一つには魔除けのため、一つには死後の世界が生の世界の裏返しになっているという配慮からといわれている。
〈逆さ着物〉経帷子や浴衣などを遺体に着せ、その上に故人の生前好んでいた衣服を、遺体に被せたり、棺に被せる際、逆さまにする習わしをいう。
〈逆さ屏風〉死者の枕元に屏風を逆さまにして立てること。他に逆さ水など。
葬儀に関する専門用語 28
ご愁傷(ごしゅうしょう)
人の死を悼み悲しむこと。
お悔やみ言葉。
同じような意味では、悲哀、哀愁、悲傷、感傷、傷心、憂愁、悲嘆、悲痛、哀惜、追悼、哀切、哀悼、沈痛、悲槍、寂莫などがある。
葬儀に関する専門用語 27
骨上げ(こつあげ)
火葬のあと、遺骨を拾い骨壷に納めること。
拾い方は毒を用いて、二人が一片の骨を同時に挟んで骨壷に入れるか、一人が箸で挟み、それを他の人へ渡して骨壷に入れる。
葬儀に関する専門用語 26
五具足(ごぐそく)
仏前供養のための五物。
香炉一、燭台二、花瓶二の五個を一組とするもの。
香炉を中央、左右に燭台、花瓶を配置する。
寺院での荘厳でも、仏像の前にその権威を象徴し、供養を捧げるための五具足が整えられている。
葬儀に関する専門用語 25
清め塩(きよめじお)
火葬場からお帰りの際に、玄関先で手を洗い身体に塩をふりかけて清める習慣。
またはその塩。本来はケガレを嫌う神道の伝統。
古来から海水にはお清めの力があるとされ、それを塩が代用するようになったという話しがある。
葬儀に関する専門用語 24
北枕(きたまくら)
死者を安置するさい、北に頭を向けること。
この由来は、釈尊が入滅するとき、頭を北向きにし、額を西の方を向き、右脇を下に寝ていた故事にならったものとされています。
北枕が困難な場合には、西枕にします。(→頭北面西)
葬儀に関する専門用語 23
仮通夜(かりつや)
葬儀の日取りの関係で、通夜を二日間にわたって行うとき、一日目を仮通夜と呼び、遺族や近親者で行う。
第二夜は本通夜として普通の通夜を行う。
葬儀に関する専門用語 22
神棚封じ(かみだなふうじ)
死者の出した家の神棚の扉を閉め、合わせ目に白い張り、死の汚れを防ぐこと。
扉がない場合には、神棚の上部から白い紙を張り下げ、忌明けまで閉じておきます。