葬儀に関する専門用語 41
南無妙法蓮華教(なんみょうほうれんげきょう)
日蓮宗、法華宗など、「法華経」を聖典とする宗派が唱えるお題目。
南無妙法蓮華経」という意味は、『妙法を蓮華によって例えた経に心の底から帰依する」という意味です。
日蓮上人は、妙法蓮華経のお題目を唱えるとき、心の三千の数に表される真実の世界と、「法華経」の無量の功徳があまねく備わるといっています。
葬儀に関する専門用語 40
南無大師遍照金剛(なむたいしへんじょうこんごう)
遍照金剛というのは、空海の金剛名であり、この一句は、弘法大師空海に帰依をするの意。
弘決大師が唐に留学して、真言密教の秘奥をきわめ、師の恵果(けいか)から頂いた称号が遍照金剛の名号です。
四国八十八か所霊場を巡るお遍路はこの名号を唱えます。
葬儀に関する専門用語 39
南無釈迦牟尼仏(なむしゃかむにぶつ)
釈迦牟尼仏に帰依するの意。釈迦牟尼仏を本尊とする宗派。
例えば天台宗の宝号に「南無大恩教主釈迦牟尼如来」、曹洞宗の本尊唱名に「南無釈迦牟尼仏」などが用いられています。
葬儀に関する専門用語 38
南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)
阿弥陀仏に帰依するの意。
念仏ともいいます。
浄土教ではこれを六字の名号と呼び、これを唱えることによって浄土に生れることができると説きます。
しかし浄土真宗では、阿弥陀仏に救われた喜びのあまり、感謝の念をもって唱える報謝(ほうしゃ)の念仏であると説きます。
葬儀に関する専門用語 37
導師(どうし)
葬儀において、複数の僧侶のなかで最も重要な役目をする僧侶。
一般の葬儀では、菩提寺(ぼだいじ)の住職が導師を勤めます。
本来導師は、人々を導く師、仏教の教えを説く僧という意味ですが、後に唱導(しょうどう)の師というように理解され、儀式の中心的僧侶を指すようになりました。
導師以外の僧は、まとめて脇師とか脇僧とよんでいます。
葬儀に関する専門用語 36
弔辞(ちょうじ)
葬儀のさいに披露する、死者への最後の別れの言葉。 内容には
①故人への追悼
②故人の生前の業績を讃える。
③残されたものの決意を述べる という構成です。
弔辞は社会関係のなかで故人の親睦のあつかった人に依頼します。
棒書か巻紙に毛筆で書き、末尾から短冊形に折畳みます。
上包みをして「弔辞」の表書きをつけます。
葬儀委員長の読む弔辞を式文(しきもん)ともいいます。
葬儀に関する専門用語 35
席次(せきじ)
一席の順列。
通夜や葬儀の席次は一般に祭垣に向かって中央に僧侶、左に葬儀委員長や世話役、来賓、右に近親者が座る。
一般会葬者は、祭垣の正面に向かって先着順に座ってもらう。
近親者は棺に近いほうから、喪主、血縁の濃い順に座る。
葬儀に関する専門用語 34
頭北面西(ずほくめんさい)
遺体の頭を北に向け、顔を西に向けて安置すること。
釈尊入滅の際、「頭北面西脇臥」の姿勢を取ったところに由来している。
今日では頭を北に向け、仰向けに寝かせ、顔には白布をかけておくのが普通。
葬儀に関する専門用語 33
頭陀袋(ずだぶくろ)
経巻、仏具、布施などを入れる、行脚する僧の持つ袋。
このことから、だぶだぶの入れ物を頭陀袋ともいう。
死者の首にこれを掛けるのは、仏道修行の旅立ちに見立てたもの。
葬儀に関する専門用語 32
樒(しきみ)
シキミは有毒植物だが、昔から仏前や墓前に供える習慣がある。
また、土葬にした遺体を動物に掘られないようにするために、墓地にシキミを植える習慣があった。
シキミの名前の由来は、「悪しき実」の「ア」がとれたものといわれている。
実がマタタビの虫えいとよく似ているので、間違って売られたり、落ちた実をシイノミと間違って食べて事故をおこしたこともある。
葉は抹香や線香の原料にする。