仏壇の種類 2
仏壇は大きく分けて伝統的な「金仏壇」と「唐木仏壇」、「モダン仏壇(現代仏壇・家具調仏壇)」の3タイプがあります。
[唐木仏壇]
黒檀や紫檀などの唐木材を用いた仏壇
黒檀系・紫檀系・ケヤキ・鉄刀木(タガヤサン)など、その他、MDF(合成木材)に木目を印刷したものや木目シートを張ったものなど様々なものが作られています。
シタンやコクタン、タガヤサンなどの熱帯地方で自生する銘木は、古くから家具や楽器に珍重されており、中国を経て日本に輸入されたため「唐木」と呼ばれるようになりました。
また、唐木に限らず、木目を活かした伝統型の仏壇であれば、屋久杉やケヤキなど日本の銘木で作られたものも唐木仏壇といいます。
仏壇の種類 1
仏壇は大きく分けて伝統的な「金仏壇」と「唐木仏壇」、「モダン仏壇(現代仏壇・家具調仏壇)」の3タイプがあります。
[金仏壇]
金箔や金粉を施した漆塗りの仏壇
古くは漆塗りでしたが、近年はカシュ―や化学塗料を使ったり、蒔絵をシルクスクリーン印刷にしたりして、価格を抑えたものもあります。
また日本各地で作られていますが、近年は海外産のもが増えてきています。
手元供養 3
「墓地、埋葬等に関する法律(墓埋法)」で禁止されているのは遺骨を「墓地」以外に「埋葬」することで、遺骨ジュエリーを持つことに関して、法律上問題はありません。
それでもやっぱり良くないのでは?と思ってしまう人の心理は、遺骨に故人の面影を重ねて、まるで故人そのひとであるようにとらえてしまうのかもしれません。
こうした想いが「自宅においたり身につけたりするのは不吉」「分ける(分骨する)と成仏できない」などといった不安に結びついていくようです。
しかし、遺骨は、「故人の魂が生前に使っていた部屋」と考えるとよいかもしれません。
遺骨は故人そのひとではありません。
したがって、遺骨をジュエリーなどの手元供養にすると、故人や遺された方々に何かよくないことが起こるなどは決してありません。
それでも遺骨に不安がある方は納めるものは、遺髪や遺品などでもOKです。
悲しんだ後、いつか再び歩き出す日まで故人の面影をそばにおいて拠りどころとするのは、「グリーフケア」とも呼ばれ、良くないことではなく、気持ちを落ちつけるためにも大事なことといえます。
手元供養 2
お墓やお仏壇で供養するほかに、いつも故人といっしょにいたいと望まれる方、またご親族に渡される方、またお墓の場所が遠方でなかなかお参りが出来ない方や、住宅の事情でお仏壇が置けない方、また将来的にお墓を相続してくれる人がいない方などが購入されています。
女性が持つイメージが強いですが、男女問わず使用できるデザインも増えていて、年齢や性別に関係無く故人を偲ぶことができます。
お子様を亡くされたご夫婦の手元供養として、またペットロスの心のケアなども多くなっています。
ほとんどの方がお墓に納骨され、一部を手元に残されることが多いです。
人が亡くなった時は、火葬を行う事は法律で定められていますが、遺骨の取り扱いは特に決まりはありません。
ですから、ジュエリーにして身に付けることで法に触れることはありません。
しかし、遺骨の一部をお墓に納骨する時は分骨証明書の提出が必要です。
手元供養 1
大切な人といつもそばに。
遺骨ジュエリー・遺骨アクセサリーとは、ペンダントトップの中に遺骨や遺灰の一部・遺髪などを納めて身につけることができるジュエリーです。
ペンダントの本体に空洞があり、ネジで開閉することで納められます。
ペンダントの他に指輪・ブレスレット・ブローチなど、持つ人の好みや生活パターンに合わせたアイテムがあります。
塔婆・護摩木 9
ご供養のタイミング
何かの節目や年忌などが、多いようです。
先祖供養の場合、菩提寺で護摩供養ができるかどうかは、宗派によって異なります。
密教系のご寺院であれば、一般的な仏事の際に行われることも珍しくありません。
もし有名な神社仏閣などで年に数回、定期的に行われているご供養祭に参加したい場合は、ご家族で話しあった上で、ご判断されるとよいでしょう。
塔婆・護摩木 8
書く内容
護摩木には、以下のような内容が含まれます。
表裏、どちらに何を書くのかについては、宗派やご寺院によって異なります。
- ・願いごと(家内安全、無病息災、など)
- ・ご供養の内容(故人様の戒名や、俗名を書くこともあります)
- ・施主名(それを願う方、祈る方のお名前)
- ・生年月日、または数え年
一つの護摩木には、一つの願い事を書く、としている場合も多いので、事前に確認しておきましょう。
※お札(護摩木)の種類や地域、ご寺院などによって異なります
塔婆・護摩木 7
護摩木の主な種類
一般的に、先祖のご供養を行うものは、「外護摩(げごま)」と呼ばれています。
「外護摩(げごま)」では、実際に火をくべて、その中に「護摩木」や供物を投げ入れます。
用いられる「護摩木」は、厚みが約1cm~で、縦は20~30cmのものが多くみられます。
ご寺院によっては、先祖のご供養のために用いるものと、その他の願い事を書く祈願用のものなど、種類を分けている場合もあります。
塔婆・護摩木 6
「護摩木(ごまぎ)」とは、「護摩(ごま)」(密教における、加持祈祷の代表的な修法)で用いられる、板状の木のことです。
「護摩」は梵語で「ホーマ」(焚く)を意味し、その起源は仏教以前におよび、バラモン教から始まったともいわれています。
供物を燃え盛る火のなかへ投げ入れ、その煙を天に届けることで、神様に祈願を聞き届けてもらう風習でした。
密教では、自らの煩悩を見つめるための修法や、先祖供養などを祈る場としても、広く受け入れられてきました。
塔婆・護摩木 5
ご供養のタイミング
塔婆は年忌法要のときだけでなく、お盆やお彼岸、祥月命日など、お墓参りをするときなら、いつ立てても良いとされています。
故人様お一人に対して1本でも、複数本立ててもかまいません。
また、新しい塔婆を立てる際、古くなった塔婆を処分するケースが多いようです。
ご寺院や霊園などによっても異なるため、処分のタイミングも事前に聞いてみましょう。
※浄土真宗では、教えの違いから、塔婆供養や追善供養などは行わないとされています